西郷隆盛に学ぶ、敬天愛人フォーラム21

トップページへ
西郷隆盛に学ぶ 『敬天愛人フォーラム21』
西郷隆盛
西郷隆盛と敬天愛人その教えを学ぶ
西郷隆盛を称えた先人

月刊レーダ2004年11月号 労働問題研究会議

−世界に伝えたい『西郷隆盛の精神』−

西武の堤会長、西武鉄道グループの全役職辞任

 コクドの堤義明会長は10月13日記者会見し、コクド会長など西武鉄道グループの全役職を同日付で辞任したと発表した。コクド傘下の西武鉄道が有価証券報告書を大幅修正したことに対する責任を取る。東京証券取引所は同日、西武鉄道株を監理ポストに割り当てた。西武鉄道グループのオーナーとして君臨してきた堤氏が経営の第一線から退くことで、コクドを核とする同グループの経営は大きな転機を迎える。堤氏はプロ野球西武ライオンズのオーナーも日本シリーズ終了後に辞任。日本オリンピック委員会(JOC)の名誉会長については、委員会側から辞任要請があれば退く意向。堤氏は同日の会見で「責任を痛感し、深く反省している」と謝罪した。


証券監視委、コクドをインサイダー取引の疑いで調査へ

 
証券取引等監視委員会は10月20日、西武鉄道の筆頭株主であるコクドに対し、今年8-9月の西武鉄道株の売却について、重要事実を知りながら公表前に株式を売買したインサイダー取引の疑いがあるとして、近く東京証券取引所などと協力して調査に乗り出す方針を固めた。西武鉄道株が上場廃止基準に抵触する恐れがあることなどを売却先に説明していなかった可能性があるためで、関係者への事情聴取や立ち入り検査を含む「犯則調査」に進む公算もある。
 証券取引等監視委員会はすでに、有価証券報告書に大株主の持ち株比率を過少表記した西武鉄道と、その筆頭株主であるコクドの双方を、有価証券報告書の虚偽記載の疑いで調査する方針。今回、これに関連したインサイダー取引の疑いでも本格調査に乗り出す


インサイダー取引


インサイダー取引とは、会社の内部者情報に接する立場にある会社役員従業員、その関係者(会社関係者)等がその特別な立場を利用して会社の「重要な内部情報」を知り、その情報が一般の人々に公表される前にこの会社の株式等を売買することを言う。このような取引が行われると、
一般の投資家にとってきわめて不公平になってしまう。
また、証券市場に対する投資家の信頼および証券市場の公正性・健全性が損なわれるおそれがあるため、証券取引法第166条において規制されている。これに違反した場合は、3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金またはその両方が科せられ、その取得した財産は没収される。(証券取引法198条)


会社関係者及び重要な内部情報とは


1、会社の役職員(パート・派遣職員等も含む)
1、役員の配偶者および二親等内の血族(祖父母・父母・子供・孫・兄弟姉妹)

 

1、主要株主(十%以上の株式を保有)
1、大株主(三%以上の株式を保有)
1、関係会社
1、関係会社の役員およびその配偶者(親会社および子会社の役員等を含む)

 

2、会社関係者でなくなった後一年以内の者等

重要な内部情報

株式、新株予約権及び新株引受権付社債の発行、資本の減少、資本準備金及び利益準備金の減少、自己株式の取得、自己株式の処分、株式の分割等他

相対取引

株式を公開している会社が重要な会社情報を隠して短期間に大量の自社株を売却して多額の利益を得ると言う信じられない事が起こった。

 取引先で株を購入した企業は約三十社、ワコール、松下電器産業、コカコーラ等一流企業ばかりだ。購入した後一ヶ月で株価が半分になり、おまけに、上場廃止ということになればいかに一流企業でも黙認は出来ないはず、対処を誤まると自社の株主から株主代表訴訟を起こされる可能性も否定出来ない。そのために西武側に株の買戻しを請求する会社、株価の下落で受けた損害に対して何らかの法的措置を含む対策を求める会社が続出してきた。しかし、西武側は上場維持を目的に株を放出したわけであるから、株を買い戻したら今度は本当に上場廃止基準に低触してしまうので難しい対応が迫られる。市場で取引しないで「相対取引」で取引をすると、株を買った方は市場よりも有利な価格で取引が出来る。証券会社に対する手数料も不要である。買った株が値上がりすれば利益が出る、下がれば損益が出る。生き馬の目を抜くと言われる兜町には「株の事は株に聞け」との格言があるが、兜町の外には、一流企業でも手玉に取られる恐ろしい世界があるようだ。

 

道義国家

現在の頽廃した社会の状況は、日本人が築き上げてきた文化の破壊や衰退が原因であり、日本人が本来養ってきた良風がなくなったことによる。良風とは、慎み深く、恥とは何ぞやを知り、誠実で清潔であることなどの美風である。明治の時代が世界の中で輝いて見えるのは、西洋文化を政策を中心に持ちながら、江戸武家社会の中で蓄積された東洋の文化があり、それを体した人間が社会の中心に多くいたことが幸いした。治時代多くの欧米の人士が、日本人の佇まいを見て絶賛していることからも証明されている。国柄や文化によって育まれる人間は、古人や先人の跡を訪ねる事により、学び人間力をつける事が出来る。日本社会が生んだ偉大な人物『西郷隆盛』が唱えた『敬天愛人』の教えを学ぶ事により、道義や条理のある社会に変えていくことが出来ると信じます。

 

敬天愛人の教え

『道は天地自然の物にして、人は之を行うものなれば、天を敬するを目的とす。天は人も我も同一に愛したまうゆえ、我を愛する心を以って人を愛する也・・・天を相手にして人を咎めず我が誠の足ざるを尋ぬべし西郷のこの言葉は「法律」と預言者の思想の集約であります。いったい西郷がそのような壮大な教えを何処から得たのか、知りたい人がいるかもしれんない。「天」には真心を込めて接しなければならず、さもなければ、その道について知ることはできない。西郷は人間の知恵を嫌い、すべての知恵は、人の志の誠によってのみ得られるとみた。志が清く高ければ、たとえ議場でも戦場でも、必要に応じて道は手近に得られるのである。常に策動を計るものは、危機が迫る時無策です。「誠の世界は密室である。その中で強い人は、何処にあっても強い」不誠実と肥大児である利己心は、人生の失敗の大きな理由であります。

西郷は、責任のある地位につき、何かの行動を申し出る時には「我が命を捧げる」ということを何度も語りました。完全な自己否定が西郷の勇気の秘密であった。「天」とその法、その機会とを信じた西郷は、また自己自身をも信じる人でもありました。「天」を信じることは、常に自分自身を信じることを意味するからです。「内村鑑三 代表的日本人」より

 

西郷南洲翁遺訓七編

 事大小(ことだいしょう)()く、正道(せいどう)()至誠(しせい)()し、一時(いちじ)()(ぼう)(もち)()からず。(ひと)(おお)くは(こと)指支(さしつか)ふる(とき)(のぞ)み、作略(さくりゃく)(もちい)一旦(いったん)()指支(さしつかえ)(とお)せば、(あと)時宜(じぎ)次第(しだい)工夫(くふう)出来(でき)(よう)(おも)へども、作略(さくりゃく)(わずら)屹度(きっと)(しょう)じ、(こと)(かなら)(やぶ)るるものぞ。正道(せいどう)(もっ)(これ)(おこな)へば、目前(もくぜん)には迂遠(うえん)なる(よう)なれども、(さき)きに()けば成功(せいこう)(はや)きもの(なり)

 

意訳)どんな大きい事でも、またどんな小さい事でも、いつも正しい道をふみ、真心をつくし、決して偽りの策略を用いてはならない。
人は多くの場合、ある事にさしつかえができると、何か策略を使って一度その策略をおし通せば、あとは時に応じて何とか良い工夫が出来るかのように思うが、策略した為にそのツケが生じて、その事は必ず失敗するものである。正しい道を踏行う事は、目の前では回り道をしているようであるが、先に行けばかえって成功は早いものである。


 

敬天愛人フォーラム21
代表世話役 内 弘志

▲ ページTOPへ


  TOP会員募集中リンク集日記運営者紹介ご意見・ご感想お問合わせ

サイト内の文章の無断掲載・転載・引用は堅く禁じます。  Copyright(c) 2004-2005  All rights reserved. 西郷隆盛に学ぶ 『敬天愛人フォーラム21』