敬天愛人フォーラム21 趣意書
『敬天愛人』この思想は、民主主義以上の世界最高のものであり、人道として国民として実に千古の大教典である。
敬天愛人フォーラム21では、全国的に、心ある同士を集い、西郷隆盛が目指した道徳、道議に基いた「敬天愛人」の教えを実践し、また、日本国憲法の精神に照らし、崇高な理想のもと、日本人として、アイデンティティーを持ち、全世界の恒久の平和を念願し、達成する事を目的とします。社会に貢献し、夢や希望その他の価値観を共有出来る会を目指します。その為には、各人が己の「足るを知り」(企業、個人)社会に対する使命感を持つ事です。
西郷隆盛は、遺訓集の中で、万民の上に立つ者は、己を慎み、品行を正しくし、驕奢(きょうしゃ)を戒め、職自に勤労して、人民の標準となり、国民がその勤労を気の毒に思うようでなければ、良い政治は出来ない。また、会計出納は政治の中心なり、収入をもって、支出を制する、その他の方法はない、文明とは道徳に基き人が、人として正しく行動する事であるといっております。
しかるに、現在の政、官、業は社会に対する使命感を忘れ、過去の既得権にしがみ付き、大銀行、ゼネコン等に対しては、公金で救済し、弱者に対しては痛みを一方的に押し付ける。また、司法、裁判所も談合と同じように強者の見方であり、法律は最低の道徳、との使命感を忘れ、強者に甘く、弱者に対しては冷たい判決が多く見られます。
西郷隆盛に学ぶ「敬天愛人」フォーラム21会則
第一条(名称及び事務局)
本会は、西郷隆盛に学ぶ「敬天愛人フォーラム21」と称し、事務局を東京都内に設置する。
第二条(目的)
本会は、明治維新に於いて中心的役割を担った、西郷隆盛の信条たる『敬天愛人』の精神を学び実践する。この思想は、東洋精神を具現化する実践哲学であり、自分の誠の至らなさを自覚しながら他者を咎めず、人道を尋ね、公共に役立つ事を行うことを目的とする。会ではこの精神を活かし、全国的に心ある同士を集め、日本文化の深きところを学び、普遍性を見出し、世界の恒久平和に役立つ事を実践する。
第三条(活動及び事業)
本会は、第二条の目的を達成するため会員の相互協力により次の活動及び事業を行う。
1、西郷隆盛の遺訓、漢詩、資料等を学び、その業績を顕彰する。
2、『敬天愛人』の精神を普及するための勉強会、講演会、研究発表会、シンポジウム等を開催し、出版、翻訳事業等を行う。
3、敬天愛人の精神を生かすリーダーを養成し、社会に役立つ人材を送り出す。
4、西郷隆盛の生誕祭、慰霊祭等を行う。
5、西郷隆盛の関連施設の保全などに努める。
6、西郷隆盛の関連遺跡地等を訪ね見聞を広める。
7、会報・会員名簿等を発行し、会員相互の親睦を図る。
8、志を同じくする団体等との交流を深め活動の輪を広げる。
9その他本会の目的達成に必要な活動・事業を行う。
西郷隆盛敬に学ぶ 敬天愛人フォーラム21