敬天愛人の教え
道は天地自然の物にして、人はこれを行うものなれば、天を敬するを目的とす。天を敬い人を愛し、天を知り、己を尽くし、人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ねるべし。
The way is made of heaven, earth and nature, and man makes it、If done, it aims to honor the heavens.
Respect the heavens, love others, know the heavens, do your best,Don't blame others, but ask if I'm not sincere.
即ち天とは宇宙を含め、天地自然の道であり、人の道でもある。故に天地自然を敬うは天意である。
In other words, the heavens are the way of heaven, earth and nature, including the universe, as well as the way of man. Therefore, it is natural to respect heaven, earth and nature.
天は人も我も、同一に愛し給うゆえ
我を愛する心を以って、人を愛するなり。
Because heaven loves people and me equally、love others with a heart that loves you.
この道は総てに通じ、幾多の辛酸を歴て、近代日本の礎に身を挺した、西郷隆盛の教えである。
This path is the teachings of Saigo Takamori, who was well-versed in everything and who, through many hardships, stood at the foundation of modern Japan.
西郷隆盛敬に学ぶ「敬天愛人フォーラム21」
"Keiten Aijin Forum 21": Learning from Saigo Takamori
敬・・・うやまう つつしむ いましむ
敬天・・天を敬う
敬神・・神を敬う
「易経に敬以って内を直する」「義以って外に方(むかう)う」とあり。
敬愛・・敬い、いつくしむ心
敬虔・・慎む事
茶道の方では「和敬静寂」
敬慎・・天の怒りを慎み敢えて戯豫せず 戯豫は遊び戯れる事
天(神、見えざる偉大な存在)と仏(親や先祖)と人(先輩、後輩、妻、子供)を心から深く敬う事。それは、人の持つ魂を深く敬することである。敬を深めることにより人格が深まる。
敬天・・大いなるものを敬う事である。
本来は儒教の言葉である。
天とは・宇宙であり神であり仏でありサムシンググレイトである。
大いなるものの前では人間は謙虚でなければならない。
天・・あめ そら 造化の神 天神 上帝
天命・めぐり合わせ 運命
天帝・天の主宰 万物造化の神
天恩・天使のご恩
天倫・自然の常 人倫
天佑・天の助け
天理・天地の万物に通づる道
天誅・天誅組
日本人は天をあめといった。宇宙を表現するためにあめつち(天地)と言う。
日本人の深層意識の中にも当然、神聖にして大いなる存在であるという観念が
あって、古代中国の祭典の祭儀に通る際祀があるという。
天命は民意を媒介して表現され、敬天とは民を敬うことを強く意識したものである。
愛・・いつくしむ したしむ めぐむ 憐れむ
博愛・広く平等に愛すること 「博愛これを仁と言う」
公愛・公衆を愛すること。
愛人・公愛である。
他者を愛することは、普遍の愛を実践することである。
人・・天地の性最も貴きものなり。
人格・人柄 人の品格
人望・信頼できる人物として、人々から慕われ仰がれること。
人情・人の思い。
天が与えてくれた人としての命は尊く、生かさなければ天意に背くことなり。